冬場の急な温度変化、ヒートショックに注意を!!
ヒートショックとは?
ヒートショックは、寒い場所から急に暖かい場所、またはその逆へ移動することで、血圧や心拍数が急激に変化し、体に負担がかかる現象です。特に冬場の入浴時、以下のような状況で発生しやすいです。
- 冷えた脱衣所で服を脱ぐ → 暖かい浴室に入る
- 熱いお湯に浸かった後、急に冷えた浴室や脱衣所に出る
この急激な温度変化により、心筋梗塞や脳卒中といった命に関わる事態に陥る可能性があります。
特に注意が必要な方
- 高齢者: 血管や心臓の働きが弱く、温度変化に対応しづらいため。
- 高血圧や低血圧の方: 血圧の変動が大きくなりやすい。
- 糖尿病や心臓疾患をお持ちの方: 循環機能の低下でリスクが高まります。
ヒートショックを防ぐための予防策
家の中の温度差を少なくする
- 脱衣所や浴室を暖房器具で適度に温めておく。
- リビング、廊下、トイレなど、家全体の温度差を減らす工夫を。
お風呂の入り方に注意
- 入浴前にシャワーや湯船の熱で浴室内を暖める。
- お湯の温度は38~40℃程度のぬるめに設定する。
- 湯船に入る前にかけ湯をして、体を慣らす。
入浴時間を工夫する
- 寒さが厳しい早朝や深夜を避け、日中や夕方の比較的暖かい時間帯に入浴する。
家族の協力を得る
- 家族がいる場合は、声をかけ合って安全を確認する。
- 一人暮らしの場合は、見守りサービスを活用するのもおすすめです。
何か気になることがありましたら、お気軽にご相談ください!
寒い冬でも安心・安全な生活を送るために、一緒に対策をしていきましょう。